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掲載日:2021年7月21日

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県内における野生イノシシでの豚熱の確認について(県内5、6例目)

記者発表資料
令和3年7月21日
農政部家畜防疫対策室
担当:石橋・鈴木
電話:022-211-2854

豚熱ウイルスの侵入を監視するため,野生イノシシの豚熱検査を行っておりますが,県内で新たに2頭の陽性が確認されましたのでお知らせします。

  1. 発見・捕獲日:県内5例目:7月16日(金曜日) 死亡発見
    県内6例目:7月19日(月曜日) 捕獲
  2. 発見・捕獲場所:県内5例目:七ヶ宿町,幼獣,雌,体長 約38cm
    県内6例目:七ヶ宿町,成獣,雌,体長 約95cm
  3. 検査結果:7月21日(水曜日)に仙台家畜保健衛生所の遺伝子検査で陽性と判定され,感染が確認された。
  4. その他:発見・捕獲場所から半径10kmの監視区域内に2つの養豚場があり異常豚がいないことを確認済み。

野生イノシシの検査状況は別紙のとおり

これまでの経過

  • 6月11日 1例目の感染確認(死亡1頭)
  • 7月1日 2,3例目の感染確認(捕獲2頭)
  • 7月8日 4例目の感染確認(捕獲1頭)

※発見場所から半径10km以内の監視区域において,検査強化のため捕獲した野生イノシシの豚熱検査を実施

県の対応

特定家畜伝染病対策本部を継続して設置しており,初発での対応と同様,以下の対策を実施します。

  • 県内の養豚場に対して情報を提供するとともに,飼養衛生管理基準の遵守を再度徹底します。
  • 継続して野生イノシシの捕獲及び豚熱検査について強化を図ります。
  • 県内の養豚場では豚熱ワクチンの一斉接種が完了しているため,本事例による豚の移動や出荷が制限されることはありません。

報道機関へのお願い

報道機関の皆様におかれましては,イノシシの発見場所,養豚場での取材は,本病のまん延を引き起こす恐れがあることから,厳に慎むようご協力をお願いします。

豚熱は,豚熱ウイルスによる豚,イノシシの熱性伝染病であり,人に感染することはありません。また,感染したイノシシの肉が市場に流通することはありません。万が一,感染したイノシシの肉を食べても健康には影響ありません。

※本発表の内容についてはページ上のボックス内の担当課までお問い合わせください。

お問い合わせ先

家畜防疫対策室 

宮城県仙台市青葉区本町3丁目8番1号 県庁11階

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