死亡野鳥における高病原性鳥インフルエンザ検査陽性事例に係る野鳥監視重点区域の解除について

記者発表資料
令和5年1月12日 宮城県環境生活部自然保護課 野生生物保護班 担当：後藤・仁木 電話：022-211-2673

死亡野鳥における高病原性鳥インフルエンザウイルス検査陽性事例（今シーズン県内4～6例目及び9例目）に係る野鳥監視重点区域の解除について

仙台市及び名取市の死亡野鳥における高病原性鳥インフルエンザウイルスの検出（今シーズン県内4～6例目及び9例目）を受け,令和4年11月8日（月曜日）,同年11月24日(木曜日),同年11月25日(金曜日)及び同年12月15日(木曜日)に野鳥監視重点区域が指定され,野鳥監視の強化をしてきたところですが,その後,当該区域内で野鳥の大量死等の異常は確認されなかったため,令和5年1月11日（水曜日）24時に当該区域が解除されましたのでお知らせします。

1詳細情報

	回収日	場所	種名	簡易検査	遺伝子検査	野鳥監視重点区域指定日
4例目	令和4年11月4日(金曜日)	仙台市	オオハクチョウ1羽 (死亡個体）	陰性	H5N1亜型 高病原性	令和4年11月8日(火曜日)
5例目	令和4年11月18日(金曜日)	仙台市	ノスリ1羽 （衰弱個体)	陰性	H5N1亜型 高病原性	令和4年11月25日(金曜日)
6例目	令和4年11月24日(木曜日)	名取市	ノスリ1羽 (衰弱個体)	陽性	H5亜型 高病原性	令和4年11月24日(木曜日)
9例目	令和4年12月14日(水曜日)	仙台市	ハヤブサ1羽 (死亡個体)	陽性	H5亜型 高病原性	令和4年12月15日(木曜日)

※「野鳥における高病原性鳥インフルエンザウイルスに係る対応技術マニュアル」（環境省）に基づき,野鳥監視重点区域は,回収日の翌日を1日目として28日目の24時に解除されることとなっています。（環境省においては,ホームページの更新により公表）

※環境省が指定した野鳥監視重点区域及び期間がそれぞれ一部重複していたことから,9例目の解除日に合わせて解除されたもの。

2今後の対応

野鳥サーベイランスにおける全国の対応レベルは,引き続き最高レベルとなる「対応レベル3」のため,県内の野鳥の監視強化を継続します。

【参考情報】

今年度の県内における野鳥における鳥インフルエンザの検査状況等は下記ホームページで公表しています。

令和4年度死亡野鳥における鳥インフルエンザの検査状況等

環境省はホームページで高病原性鳥インフルエンザに関する様々な情報を提供しています。
高病原性鳥インフルエンザに関する情報（外部サイトへリンク）