ここから本文です。
記者発表資料 |
---|
令和2年4月17日 (窓口) 宮城県農政部畜産課 担当:鈴木(秀),斉藤,矢島 電話:022-211-2853 宮城県畜産試験場 担当:及川,植田,菊地 電話:0229-72-3101 |
高知大学との共同研究により、本県の基幹種雄牛「茂福久」号のフリーズドライ精子による子牛が世界で初めて県内酪農家で誕生したのでお知らせします。
フリーズドライ精子は人工授精で通常使用される凍結精液とは異なり常温での保存ができるとされ、本技術はウシ精液の新たな保存方法として期待されます。
【フリーズドライ精子によって誕生した子牛】
令和2年4月14日(火曜日)
黒毛和種、雌、30kg
現在、ウシ精液は凍結され液体窒素(約-196℃)が充填された専用容器に保管されています。液体窒素は日々蒸発することから、継続的な補給が必要ですが、万が一、自然災害等が発生し、液体窒素等の供給が絶たれた場合には貴重な遺伝資源を失う恐れがあり、本技術がウシ精液の新たな保存方法として期待されます。
新型コロナウイルス感染拡大防止及び家畜防疫上、畜産試験場内及び当該酪農家への立ち入りはできません。取材は電話で対応いたします。
※本発表の内容についてはページ上のボックス内の担当課までお問い合わせください。
お問い合わせ先
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください