熱中症の予防について ~東北南部が梅雨明け。熱中症に注意!~
記者発表資料 |
令和2年8月3日 保健福祉部健康推進課 担当:健康推進第二班 吉岡・熊谷 電話:022-211-2624 |
熱中症の予防について ~東北南部が梅雨明け。熱中症に注意!~
- 令和2年8月2日,仙台管区気象台が,東北南部が同日頃に梅雨明けしたとみられると発表しました。同気象台の週間天気予報によれば,今後,最高気温が30℃を超える日が続くことが見込まれています。
- 人の体は,自然に気温や湿度の変化に慣れていきますが,急に暑くなると,体が暑さに慣れていないため,熱中症が起こりやすくなります。
- 今年の夏は,新型コロナウイルスの感染拡大を予防する「新しい生活様式」で過ごすことになるため,水分補給やエアコンの適切な利用など暑さ対策をとり,熱中症に注意してください。
- 各報道機関様からも,県民に対する周知について特段の配慮をお願いします。
熱中症とは
- 高温多湿な環境に長くいることで,体温調節がうまく働かなくなり,体内に熱がこもった状態をいいます。
- 誰もがかかる可能性がありますが,子どもや高齢者はなりやすく,特に注意が必要です。
熱中症予防のポイント
- 熱中症を予防するためには,のどの渇きを感じていなくても,こまめに水分・塩分,経口補水液※などを補給することが大切です。
※水に食塩とブドウ糖を溶かしたもの
- 熱中症が起こる場所で最も多いのは居室で,約4割に上ります。室内でも温度や湿度を測り,我慢せずにエアコンや扇風機を使用してください。また,エアコン使用中でも,こまめに換気をしてください。
- 睡眠不足のときや,疲れているときには,熱中症になりやすくなります。日頃から体調管理をし,適度な運動と十分な睡眠をとってください。
- 周囲の方々にも気を配り,声を掛け合って,熱中症への注意を喚起してください。
参考
令和元年度(5月1日~9月30日)の本県のおける熱中症救急搬送人員
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合計 |
新生児 |
乳幼児 |
少年 |
成人 |
高齢者 |
搬送者数
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1,342人
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0人
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7人
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164人
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490人
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681人
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発生割合
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100%
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0%
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0.5%
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12.2%
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36.5%
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50.8%
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※本発表の内容についてはページ上のボックス内の担当課までお問い合わせください。