掲載情報の磨き上げ

ここから本文です。

掲載日:2021年2月18日

OTA(予約サイト)への掲載ができたら,「選ばれる宿」になるよう,掲載情報を磨き上げましょう!
こちらのページでは,写真,紹介文,口コミについて紹介していきます。

予約に至るプロセス

宿泊者は,予約サイトを閲覧し,複数ある候補の中から1つの宿を選んで予約します。
それは,どのような考えで,何を決め手に選択しているのでしょうか。

予約サイト閲覧者の予約プロセスをAISAS(※)に当てはめると,以下のようになります。

アイサスのイメージ

宿泊客は,写真,価格,紹介文,口コミの順に評価していることがわかります。

※AISAS(アイサス)とは
消費者の購買行動プロセスを説明する代表的モデルの1つ。
インターネット上で消費者がある商品を認知してから購買に至るプロセスで,
Attention(注意)→ Interest(興味)→ Search(検索)→ Action(行動・購買)→ Share(共有) の頭文字を取ったもの。

1.選ばれる写真

写真ひとつで宿泊客の印象は大きく変わります。
逆に言えば,良い宿であっても,写真がいまいちであれば,その時点で候補から外れてしまうことがあります。
→「ぱっと見」で目に止まり,興味を持ってもらえるような写真を載せましょう!

写真の撮り方

<Point>

  • 太陽光を多くとりこみ,明るい室内を撮影しましょう。
  • 部屋を宿泊客が泊まれる状態まで片付け,清潔さをアピールしましょう。
  • 写真加工アプリを活用し,より綺麗な写真にしましょう。無料のものも多数あります。

画像ビフォーアフター

同じ場所でも,構図や明るさが違うだけで全然違う印象になりますね。

写真の選び方

写真の枚数は多い方がよいです。
最低限必要な場所(リビング,寝室,風呂,トイレ,台所など)は,載せるようにしましょう。

どんな写真を載せればよいか悩む場合は,以下を参考にしながら,宿の魅力が伝わる写真を選びましょう。

写真カット割り

※食事を提供する場合は,飲食店の営業許可が必要ですのでご注意ください。
詳しくはこちら(食品の営業・制度・基準等)(食と暮らしの安全推進課ホームページ)。

2.紹介文の書き方

写真と同じくらい重要なのが,紹介文です。
旅行者目線」を意識しながら,書き方を工夫してみましょう。

<Point>

  • 宿のウリを簡潔に伝えましょう。
    (例)交通アクセス,施設の特徴,事業者の想いや人柄,体験や食事など
  • 事実を伝えるだけではなく,宿に訪れたい気持ちを想起させるような文章にしましょう。

紹介文

構成の例

紹介文の構成について迷う場合は,以下を参考にしてみてください。
また,実際にOTAに掲載されている施設情報を覗いてみることもオススメです。

  1. 物件の紹介
    「売り」→「部屋」→「寝室」→「水回り」
    利用できる設備や備品なども記載しましょう。
  2. 近隣施設,おすすめ飲食店
    人気施設のほか,地元ならではの隠れた名所・名店なども喜ばれます。
  3. 交通アクセス
    公共交通機関でのルートや,駐車場の有無など,詳しく記載しましょう。
  4. 事業者(ホスト)の紹介,コメント
    特に家主居住型では,「ホストがどんな人であるか」は気になる情報です。
  5. 注意事項,よくある質問など
    喫煙やペットの可否など,事前に伝えたい事項を記載しましょう。

3.口コミの重要性

口コミは,宿を決める大きな要素になります。

民間旅行関連会社の調査によると,「旅行者の約8割が滞在先を決める前に必ずまたは頻繁に口コミをチェックしている」というデータもあります。
(参考:トリップアドバイザー記事(外部サイトへリンク)

そのため,良い口コミを残すことが宿の信頼に直結するといえます。
良いサービスの提供→良い口コミ獲得→リピーター・新規客の獲得という好循環を目指しましょう。

良い口コミをもらうためには

高評価の口コミでは,どのようなことが書かれているのでしょうか。

<良い口コミの例>

  • 清掃が行き届いていて,快適に過ごすことができた。
  • 事前の問合せにすぐ対応してくれた。
  • 事業者(ホスト)が気さくに色々話してくれて楽しかった。

民泊においては,宿の豪華さや特別なサービスが必要なわけではないことが分かります。
むしろ,民泊ならではの温かい気配りやおもてなしが喜ばれるといえるでしょう。

民泊ならではのおもてなしの例

<良い口コミにつながった例>

  • 事業者(ホスト)からのメッセージ<折鶴やメッセージカードで歓迎の挨拶>
    →ホテルや旅館とは一味違う距離感で旅行者への感謝を伝えることで,高評価や良い口コミに繋がった。
  • 周辺施設の案内<地元の方が行く美味しいお店や観光地などを案内>
    →地元のことをよく知る事業者(ホスト)ということが口コミで広まった。
  • カップラーメン食べ放題<カップラーメンを常備し,無料で提供>
    →ローコストであるが,ユニークなサービスと口コミで話題に。

これらは一例ですが,出来ることは何か,何が喜ばれるか,宿泊者目線で考えてみましょう。

まとめ

ここでは,写真や紹介文,口コミのテクニックについて記載しました。
どれもお金をかけずに出来ることばかりですので,ぜひ実践してみてください。

※本ページは,令和2年度民泊相談セミナーの内容をもとに構成しています。

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?

このページに関するお問い合わせ先

食と暮らしの安全推進課環境衛生班

宮城県仙台市青葉区本町3丁目8番1号13階南側

電話番号:022-211-2645

ファックス番号:022-211-2698

民泊制度ポータルサイトバナー

INAKAで遊ぼう泊まろうバナー

みやぎ移住ガイド

みやぎ観光NAVI

INAKAで遊ぼう泊まろうバナー