イベントホームステイについて

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掲載日:2024年8月1日

イベントホームステイとは

イベント開催時に,旅館業法や住宅宿泊事業法の手続きをせずに,個人の自宅を提供して宿泊サービスができるものです。

当初は,宿泊施設の不足対策としてのものでしたが,その後ガイドラインが改訂され,交流機会の創出を目的としたものも可能となりました。
地域に宿泊することができれば,滞在時間が増え,観光振興や消費拡大,地域活性化につながります。
イベント開催時には,ぜひイベントホームステイもあわせて検討してみてください。

実施にあたっては,いくつかの条件がありますので,確認しましょう。

こちらのマニュアル(PDF:9,973KB)もご覧ください。

実施の要件

次の3点に該当する必要があります。

  1. 年数回程度(1回あたり2~3日程度)のイベント開催時である
  2. "宿泊施設の不足が見込まれる"または"宿泊体験を通して,地域の人々と旅行者の交流を創出する"
  3. 自治体の要請等により自宅を提供する

旅館業該当有無

1.年数回程度(1回あたり2~3日程度)のイベント開催時である

  • 「1回あたり2~3日程度」は目安であり,必ずしも3日以内とは限らない。
  • イベント開催期間の前後の日を含めて実施できる。
  • イベントホームステイ期間中,宿泊者の入れ替わりがあるのは不可(旅館業法が適用されるため)。
    ※同じ施設に,同時に,複数名を宿泊させる場合は可。
  • イベントは,自治体主催のもののほか,協賛,後援しているものも含む。
  • イベント自体が公共的なものである必要はない(コンサートなども含む)。

2.(1)宿泊施設の不足が見込まれる または(2)宿泊体験を通して,地域の人々と旅行者の交流を創出する

(1)宿泊施設の不足が見込まれる

  • 開催自治体の区域内だけで考えるのではなく,地理的状況や交通状況を踏まえ,イベント来場者が比較的移動が容易なエリア内を想定して,宿泊施設が確保できるかどうか判断。
  • 必ずしも精緻な調査は必要なく,宿泊施設数や来場者数見込み等によって合理的な判断ができればよい。
  • 例えば,当該イベントにおける宿泊希望者調査を行い,当該イベント開催月の平均稼働率から供給可能な客室数を求め,需給分析を行う方法などがあげられる。

(2)ホームステイでの宿泊体験を通して,地域の人々と旅行者の交流を創出する(地方創生の観点)

  • イベントの開催をきっかけに地域に来訪する方と地域住民との交流を念頭においている(イベント関係者,参加者,観戦者など)
    →必ずしも海外からの旅行者に限らない
  • 宿泊の他に特別な企画を実施することまでを求めるものではない。

3.開催地の自治体の要請等により自宅を提供する(公共性が高い)

  • 自宅提供者(ホスト)の要請(依頼,募集等)は,イベント開催自治体が行う。
  • 要請の方法は問わないが,自治体から住民へ自宅提供依頼や募集を行った事実を客観的に確認できるようにすること。(例:ホームページや広報誌での呼びかけなど)

県内での事例

宮城県内でも,いくつかの実施例がありますので,ご参考としてください。

県内の実施例
イベント名 開催地 時期 イベント
開催日数
提供
物件数
宿泊者数 延べ
宿泊者数
ツール・ド・東北2017 石巻市,東松島市,登米市 H29年9月15日~9.18 4日 39件 172人 251人
ツール・ド・東北2018 石巻市,東松島市 H30年9月15日~9.16 2日 22件 87人 115人
サイクルフェスタ丸森2018 丸森町 H30年10月7日 1日 16件 31人 31人
東北・宮城復興マラソン 亘理町 H30年10月13日~10.14 1日 8件 12人 12人
ツール・ド・東北2019 石巻市,東松島市 R1.9.14~9.15 2日 20件 82人 106人


※上記リンクに掲載されている「イベント民泊ガイドライン」は,最新版ではありません。最新版(R1.12.25改訂)はこちら(PDF:779KB)

参考

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食と暮らしの安全推進課環境衛生班

宮城県仙台市青葉区本町3丁目8番1号13階南側

電話番号:022-211-2645

ファックス番号:022-211-2698

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