下水道事業の企業会計共同化に関する研修会を開催しました。
概要
「下水道事業の企業会計共同化に関する研修会」を開催しました。
- 目的
下水道事業に携わる市町村職員等を対象にの地方公営企業法適用における企業会計共同化に関する知識と理解を深め、今後の下水道事業推進の一助とすることを目的に開催したもの。
- 主催
宮城県、一般財団法人宮城県下水道公社、全国町村下水道推進協議会宮城県支部
- 日時
平成31年2月21日(木曜日)13時~17時
- 場所
ホテル法華クラブ仙台 ピア
仙台市青葉区本町二丁目11-30
講義
内容 |
講師 |
公営企業会計システムの共同運用
- 自治体間の情報共有不足解消に向けた連絡会の立ち上げ
- コスト削減に向けて始まったシステムの共同開発・共同運用
- 共同運用に向けた自治体間の思惑の一致・不一致
- 今後の加入自治体の拡大に向けた取組
|
東京都小金井市環境部下水道課 業務設備係長
落合 兼二郎 氏
|
公営企業会計共同化について
- 公営企業会計の適用拡大を受けて、職員数の少ない自治体で共同発注等で効率的に作業をする必要性
- 資産調査及び評価等業務の公募型プロポーサル方式における、要求機能を確認するテクニックと成果品のチェックポイント
|
地方共同法人日本下水道事業団 研修センター教授
加藤 壮一 氏
|
参加者の主な感想
- 今回の講義は、「公営企業会計システムの共同運用」に限らず、他の自治体と連携した何かに取り組む際にも役立つものだった。検討会の設置、運営にあたっての工夫や課題、約束事を決めておくことの大切さなどは特に事務職として今後の調整業務等に活かしたい。
- 資産調査等の共同発注には、費用を安くできること以外にも、成果品のチェックを通して高品質な結果を得られるメリットもある等、勉強になった。また、自身の経験を交えた他の自治体の公営企業会計移行時の話では、注意が必要な点を具体的に学べた。 など
研修の様子
日本下水道事業団 加藤教授
小金井市 落合業務設備係長