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東日本大震災による被災を踏まえ,山元町の復興まちづくりを支援するために整備を進めてきた「(主)相馬亘理線(坂元工区)」3.8kmについて,これまでに供用済みの2.9kmに加えて,令和2年10月29日に0.9kmの供用を開始し,全線開通となりました。
(主)相馬亘理線(坂元工区)は,福島県新地町から宮城県山元町坂元を結び,東日本大震災により甚大な被害を受けた山元町が行う復興まちづくり計画における多重防御施設として,津波被害への防御・減災機能を併せ持つ,高盛土道路として重要な役割を担う路線です。
本事業は平成24年度から整備を進めてきたところであり,このうち,福島県新地町の県境部から震災遺構の中浜小学校付近までの約2.9kmの区間については,既に供用しておりましたが,この度,坂元川の中浜橋を含む約0.9kmが開通となり,坂元工区(延長3.8km)が全線開通いたしました。
今回の開通により,福島県の沿岸部と内陸部の国道6号を結ぶ広域道路ネットワークがあらたに形成され,地域間交流の促進,産業や観光振興,物流機能の強化などに寄与することが期待されます。
引き続き、山寺工区(約7.4km)についても来年3月の開通に向けて工事を進めて参ります。
主要地方道 相馬亘理線(坂元工区)の開通について(PDF:541KB)
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