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感染症とは、細菌やウイルスなどの病原体が体内に侵入して増殖し、発熱、下痢、咳等の症状が出る病気のことをいいます。感染症には、人から人にうつる伝染性感染症以外に、破傷風、ツツガムシ病等のように人から人にうつることなく、動物や昆虫から、あるいは傷口等から感染する非伝染性感染症があります。
この法律は、感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関し必要な措置を定めることにより、感染症の発生を予防し、及びそのまん延の防止を図り、もって公衆衛生の向上及び増進を図ることを目的としています。
保健所では必要時、感染症法に基づき患者や医療機関等に対し疫学調査や感染対策指導等を行います。
感染症はその病原体や感染経路が異なりますが、基本的な予防方法は同じです。下記に発生頻度の高い感染症に対する基本的な感染予防方法を示しておりますので、ご参照ください。
〇インフルエンザを予防しよう
〇感染性胃腸炎を予防しよう
1. 渡航先で流行している感染症を確認し、予防方法や症状等について調べておきましょう。
特に熱帯地域に旅行されるときは注意が必要です。
2. 野菜サラダや生の魚介類等は病原菌に汚染されている可能性があるため、注意しましょう。
3. 切り分けられている果物(カットフルーツ)も汚染されている可能性があるため注意が必要です。
4. なま水は、病原菌に汚染されている可能性が高いため、飲まないようにしましょう。
5. ジュース、アイスコーヒー、ウイスキー等飲料品に入っている氷は、なま水と同様に病原菌に汚染されている可能性が高いため、飲料品は「氷なし」を選択・注文しましょう。
6. 手足を水につける際は、皮膚から感染する住血吸虫に注意しましょう。
7. 感染症を媒介する昆虫も多いため、袖や裾の長い衣服を着用して肌の露出を減らし、虫除けスプレーを使用する等、昆虫に刺されないようにしましょう。
8. 渡航中や帰国後に発熱や下痢等、体調の異変があった場合は早めに医療機関を受診しましょう。
下記リンクより、電子申請による報告をお願います。
感染症が集団発生した場合の報告について(宮城県疾病・感染症対策課)
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