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近年,中山間地域の農業は過疎化による担い手不足や鳥獣被害がますます深刻になっていますが,こうした状況の下,白石市内の中山間地に位置する当組織では,集落の活性化と生産活動の維持を目的に,中山間地域等直接支払制度を活用して「白石三白野菜」の1つであるピュアホワイトの作付けに取り組んでいます(詳細は前回記事参照)。
その他にも,代表の佐藤さんを筆頭に集落営農法人や直売所の設立等,新しいことに積極的に挑戦し,当組織を中心に集落内の活性化に取り組んでいます。
※中山間地域等直接支払制度とは
農業の生産条件が不利な地域における農業生産活動を継続するため,国及び地方自治体に支援を行う制度として平成12年から実施されてきました。詳細は農林水産省ホームページ(下記リンク)をご覧ください。
中山間地域等直接支払制度とは(外部サイトへリンク)(農林水産省ホームページ)
ピュアホワイトの栽培は今年度からの新たな取組みのため,作付け面積はまだ約20aですが,今後は生産規模を拡大し,当地区の直売所で販売することも目指しています。
今年の収穫は7月末から8月中旬まで行う予定とのことでしたが,取材を行った8月初めにはすでに100本以上がイノシシの被害に遭っていました。
鳥獣被害を目の当たりにし,中山間地域で農業活動を継続していくことの大変さを痛感しました。
収穫したものは白石市の直売所「小十郎の郷(外部サイトへリンク)」で販売していますが,大変な人気商品のため,気になる方はぜひ午前中に覗いてみてください。
宮城県では,中山間地域等直接支払制度への取組みを推進し,これからも農村集落や中山間地域の持続的発展を支援して参ります。
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