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JAみやぎ仙南丸森花卉部会は,部会員29名で小ぎく栽培を中心に販売金額を伸ばしており,宮城県の小ぎく産出額に占める割合は約3割で県内第2位となっています。しかし,昨年の東日本台風では,大量の土砂や濁水が流入し自宅やほ場に甚大な被害がありました。生産者の努力と各関係機関の協力により,復旧が進み,多くの部会員が今年も栽培を行っています。
JAみやぎ仙南丸森花卉部会は6月24日水曜日に例年開催している現地検討会を実施しました。例年とは違い,新型コロナウイルス感染症対策として,部会長,副部会と各関係機関の担当者が部会員のほ場を巡回する形で実施し,生育状況や病害虫の発生状況を確認しました。
5月から6月中旬まで高温少雨傾向で経過したため,地域によっては,草丈が短かったり,花芽分化が早い生産者が見られましたが,お盆用の出荷までには,草丈の確保はできる見込みです。
新型コロナウイルス感染症により,花業界は販売量の減少や価格の下落など大きな打撃を受けています。お盆用の出荷まで残り1か月余り,台風の被害を乗越えた生産者は良花の生産のため管理や防除に尽力していますが,努力の成果が報われることを切に願います。
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