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学校給食における放射性物質の測定状況については県スポーツ健康課ホームページにて公表しています。
県内で生産・加工される農林水産物について,学校給食における利用拡大を図るとともに,県内小中学校児童・生徒の,本県第一次産業に対する理解促進を図るものです。
県産野菜に一次加工を施した一次加工品は,貯蔵が可能であり,天候などの影響を受けずに旬以外の時期にも供給が可能です。また,規格がそろっており,下処理も省略化されることから,調理時間の短縮化につながります。このような有用性から,県では,地場産野菜を一次加工した素材を学校給食に活用してもらうための事業を実施しています。
去る平成29年2月14日に大崎市岩出山庁舎3階大会議室にて標記の報告会を開催しました。当日は大崎市学校栄養士会議の後半を報告会の時間にあてさせていただき、委託業者から事前アンケートに対する回答やコスト分析の結果をご報告させていただきました。
また、一次加工野菜のサンプル展示も行い、皆様からの率直なご意見を頂戴することができました。
まだ委託事業による学校への加工品供給は継続していることから、最終的な事業報告は3月となります。報告がまとまりましたら、HP等を通じて成果を公表していく予定です。
平成28年9月~平成29年3月までに委託事業で供給した一次加工の野菜は,11品目13アイテム合計1813Kgになり,給食センター3件,小学校15件,中学校7件,支援学校1件,高校1件の合計27施設でご使用いただきました。
学校栄養士の方に,供給した一次加工品についてのアンケートを実施したところ,品目によっては品質面や価格面での評価が分かれたものの,おおむね次年度以降も使用したいという回答が得られました。
生産コスト分析と黒字化シミュレーションの結果からは,県産野菜を原料とした場合は,価格面で他県産に不利な条件にあるものの,品種の変更や契約栽培,調理工程の機械化といった対策を講じることで,事業継続ラインに届く可能性があることが分かりました。
県では,学校給食における地域食材の利用拡大を図るため,毎年11月を「すくすくみやぎっ子 みやぎのふるさと食材月間」と定め,普及啓発を行っています。
学校給食での地場産物の活用状況
…地場産物活状況調査結果(毎年6月,11月の各5日間調査)
平成19年度 | 平成20年度 | 平成21年度 | 平成22年度 | 平成23年度 | 平成24年度 | 平成25年度 | 平成26年度 | 平成27年度 | 平成28年度 |
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25.9%(PDF:55KB) | 27.3%(PDF:55KB) | 30.8%(PDF:56KB) | 29.9%(PDF:90KB) | 25.6% | 24.4% | 24.1%(PDF:58KB) | 28.0%(PDF:99KB) | 26.8%(PDF:98KB) | 28.5%(PDF:56KB) |
※学校給食で使用した野菜(いも類含む),豆類,果物・きのこ類の総野菜等品目数のうち県内産野菜等品目数の利用割合
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