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令和3年6月10日,加美町にある農地整備事業東鹿原地区(H27~)のほ場で,事務所職員13名と地元農家の方を対象にストーンクラッシャーによる石礫破砕工の現場見学会が行われました。
東鹿原地区は山間地・川沿いに位置するため石礫の多い地盤となっており,営農の際にはその石礫が障害となります。
そのため,石礫の処理について撤去するか破砕するかを地元と比較検討し,処理費用のかからない破砕を採用しています。
同地区で導入しているストーンクラッシャーで最大50センチの石礫を3センチ程度に破砕することができます。
ストーンクラッシャーによる破砕の前に必要作業深の確保と確実な石礫破砕のために地面の耕起をします。
耕起により地面が掘られると20~30センチ程の石礫が散見されました。
耕起したほ場でストーンクラッシャーを用いて石礫破砕を行います。
破砕前(約30センチ)
破砕後(約3センチ)
石礫破砕により砕かれた石は,下からの石の浮上がり抑制し,ほ場の排水性・浸透性・保温性を向上させる効果も期待できます。
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