ここから本文です。
令和3年7月14日,加美町にある農業用施設災害復旧事業加美郡地区(R2~)の小田刈堰で,事務所職員7名を対象にプロセッサ(高機能林業機械)による工事に係る支障木伐採の現場見学会を行いました。
小田刈堰は令和元年台風19号の暴風雨により隧道(水路トンネル)が被災し,用水の利用へ支障を来す状況となったため,当部では令和2年度から復旧工事として水路の新設工事を実施しています。
隧道内部の被災状況
土砂が流入している
隧道側面が崩壊し穴があいている
当地区では,工事車両が通る道路が無いため,仮設道路の設置に伴い支障となる立木の伐採を実施しています。
当地区で導入しているプロセッサは一台で枝払い(枝を切る工程)・玉切り(伐倒し枝払いをした木を一定の長さに切り丸太にする工程)・集積(丸太を集める工程)の三役をこなせる高機能林業機械です。
機械による伐採
フェラーバンチャー(伐倒・集積)
立木を伐倒し,伐った木をそのままつかんで集材場所へ集積する機械
プロセッサ(枝払い・玉切り・集積)
丸太の枝払い,寸法の自動計測,玉切りを連続して行える機械
機械が進入できない箇所は,チェンソーで伐倒していきます。
チェンソーによる伐採
伐採された木は,ベニヤ板・製木・チップなどに加工される予定です。
お問い合わせ先
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください
重要なお知らせ
こちらのページも読まれています
同じカテゴリから探す