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令和3年5月24日に加美町宮崎にある田んぼで「NPO法人石母田ふる里保全会」が,加美町立宮崎小学校の6年生16名を対象に田植え体験学習を実施しました。
この活動は平成19年から毎年行われ,今年で15回目となりました。
この日は天候にも恵まれ田植え日和となりました。
まず,木製の枠を転がし,稲を植える位置に目印を付けます。この「枠廻し(わくまわし)」と呼ばれる作業は室町時代から行われていたそうです。
児童の皆さんは枠を転がす力の加減や真っ直ぐ目印が付くように転がすのが難しいようで,昔の人の苦労を直に感じ取っていました。
目印の付いた位置に手でひとめぼれの苗を植えていきます。
手植えの後には苗を投げ入れる「投げ植え」を体験しました。
田植えの後には近くにある沢蟹の保全区域を訪れ,生物多様性,環境保全の重要性について学びました。
石母田ふる里保全会は多面的機能支払交付金の活動組織で,田植え・稲刈り体験学習のほか生き物調査等の活動を宮崎小学校と連携して行っています。
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