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令和3年8月18日,農研機構東北農業研究センターの方を講師に招き,農業農村整備事業へのICT技術導入検討会(通い農業支援システム製作研修会)を実施しました。(「通い農業支援システム」は被災地での少人数で分散化した農地の管理の労働負荷を軽減することを目的に開発されたシステムです。)
研修会の様子
本検討会は,設置・管理費用が安価でかつ比較的操作が簡単で,専門的技術を有しない自治体や農家,土地改良区でも導入しやすい遠隔監視システムを検討することを目的に部内の若手職員を中心に構成しています。
今回の通い農業支援システム製作研修会では,ハウスの温度状況などを手軽な機器の設置でスマートフォンのメッセージアプリを使い通知できる「通い農業支援システム」について,機器の設置方法や簡単なプログラミングの方法を学びました。
小型パソコン(左)とマイコン(右手前)
このような小型で比較的安価な機器の取り付けとスマートフォンのメッセージアプリの連携によりハウスの温度確認を行うことができます。
この他にもカメラを設置することで農業設備の遠隔監視も可能となります。
今後は,職員が制作した遠隔監視機器を管理者の協力を得られたため池に設置し,水位計測等を試みる予定です。
今回の研修に利用した「通い農業支援システム」について詳しくは下記の東北農業研究センターホームページをご覧下さい。
農研機構東北農業研究センター/プレスリリース/(研究成果)安価かつ簡便にハウスの情報をスマートフォンで確認/「通い農業支援システム」製作マニュアルを公開/情報公開日:2021年8月31日(火曜日)
https://www.naro.go.jp/publicity_report/press/laboratory/tarc/141378.html(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
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