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令和3年9月30日,大崎市の古川南中学校にて田んぼダムの出前授業を行いました。
出前授業には防災教育の一環として1年生146人が参加しました。
古川南中学校は田んぼダムの実証に取り組む千刈江地区の下流部に位置し,この地域は2015年の豪雨で浸水被害を受けました。
授業では農政部農村振興課の職員からダムの役割や近年の豪雨災害の発生状況,田んぼダムの取組状況について説明を行いました。
農村振興課の職員による説明の様子
一連の説明の後,田んぼと下流の住宅地を模した模型に水を流し,田んぼダムの効果を実験しました。
模型の写真
模型に水を流すと,田んぼダム設置側は通常の田んぼ側に比べ,住宅地に流れ込む水の流れが緩やかで,下流部へ急激に水が流れるのを防ぐ様子が見られました。
授業を終え,生徒からは「田んぼダムの有無によって,水の流れる勢いに大きな違いが出ていて驚いた。」,「田んぼダムのような少しの工夫で災害防止につながることが分かった。」などという感想がありました。
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