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学年 | 月日 | 項目 |
1年生 | 4月17日 | 工作基本実習 |
2年生 |
4月12日 10月3日 |
エンジン・オーバーホール キャリパ・オーバーホール |
行事 |
自動車整備科1年生の実習内容をご紹介します。
工作基本実習は、工作の基本作業(けがき、切断、やすりがけ、穴あけ、ねじたて)を行う実習です。
作業を通して、工具の使い方や作業方法を学ぶと同時に、工具に対する力の入れ方や作業姿勢、効率の良い作業手順を考える思考力を身につけることが目標です。
また、課題工作としてクランプ(工作物を挟んで固定する工具)を作成しました。
1枚目の写真は左から「材料」「加工途中(穴あけ、切断)」「完成品」です。
4月12日~6月15日
自動車整備科2年生の実習内容をご紹介します。
FF車のエンジン・オーバーホール作業を行いました。
エンジン・オーバーホール作業とは、エンジンを本体を分解、点検し、一つひとつのパーツを洗浄します。 使用限度を超えた部品を交換して、各部を規定値どおりに再び組み上げ、新品時のコンディションを取り戻す作業です。
エンジンには、たくさんのホースやパイプ、配線類が接続されています。取り回しを間違えないように、取り外す前にしっかり確認する必要があります。
見えにくい位置にも、カプラやボルト等が取り付けされています。
良く見ると、あんなところにも。なんてこともありますので、いろんな角度から見ることが大事です。
エンジンには様々な部品が取り付けられています。
一つひとつ取り外して、部品の状態を確認します。
また、各班にパソコンが支給されてますので、作業手順や基準値などを自分たちで確認しながら作業を行います。
ブレーキキャリパとは、車のブレーキ部品の1つです。
今回は、サイドブレーキを兼用しているタイプのキャリパ・オーバーホールを行いました。
使用車両は14シルビアです。
ブレーキホースの切り離しやサイドワイヤを取り外し、車両からキャリパを外します。
サイドワイヤの取り外しは、ちょっとしたコツが必要です。
外したキャリパがこちらになります。
専用工具を使いキャリパをオーバーホールしていきます。
ダストブーツの取り付けで苦戦しています。
できるようになるためには、ひたすら練習あるのみ。
慣れてくると簡単に組み付けできるようになります。
サイドブレーキ機構も分解して構造を理解してもらいます。
構造を理解すると、より実習作業が楽しくなると思います。
キャリパ・オーバーホール作業後は、サイドブレーキ調整、エア抜き作業、検査場で制動点検を行い完成です。
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