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掲載日:2017年7月6日

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あれコレ!みやぎ・・・「センダイガールズプロレスリング(仙女)」

宮城県にゆかりのある、さまざまなオススメの場所や情報を「メルマガ・みやぎ」編集部がよりすぐってお届けするコーナーです。

今回は、県内外で活躍するスポーツ団体について知りたい、という読者の皆さんからの声にお応えし、仙台市を中心に活動している女子プロレス団体「センダイガールズプロレスリング」についてご紹介します。

センダイガールズプロレスリングは、2006年に旗揚げされ、愛称は「仙女(せんじょ)」といいます。現在は、6名の選手が仙女で活躍しており、他団体との交流戦を含めて月に7回程度、県内外で試合が開催されています。
また、女子プロレスとしては初めての「地域密着型」の団体であり、地域のお祭りやさまざまなイベントで試合を披露しているほか、小中学生を対象としたプロレス教室などを精力的に行っています。
このコーナーのため、メルマガ編集部スタッフが仙台市若林区にある道場を訪問し、選手の皆さんに仙女に懸ける熱い思いを語っていただきました。

それでは、ここからは3選手のインタビューをご紹介します!

仙女

DASH・チサコ選手

DASH・チサコ選手の写真

Q
地域のお祭りやイベント等に参加されているようですが、その他にはどのような活動を行っていますか。

A
県内の小中学校を訪問し、プロレス教室や親子体験型イベントを行っています。

Q
プロレス教室に参加した子どもたちの反応はどうですか。

A
デモンストレーションを見た子どもたちは「カッコいい!」「痛くないの?」など素直な言葉を掛けてくれます。これをきっかけに、親子で試合を見にきてくれることもあり、嬉しく思います。

Q
地域の人に仙女を知ってもらえるチャンスですよね!

A
そうなんです!プロレスに興味がない方に仙女を知ってもらえる絶好の機会だと思い、イベントに参加しています。

Q
仙女に入ったきっかけは。

A
高校生の時に初めてプロレスの試合をテレビで見ました。とてもカッコよくて、すぐにでもこのリングで闘いたいと思い、高校を退学して仙女に1期生として入門しました。あの時、テレビを見ていなかったら、きっとこの道を歩んでいなかったと思います。

Q
高校を退学することに不安はありませんでしたか。

A
どうしてもプロレスをしたかった。一途な性格なので、こうと決めたら諦められないんです。当時、担任だった先生も反対せずに自分の道を進めと言ってくれましたし、デビュー戦の時にはクラスメイト全員が応援に来てくれて、うれしかったですね。

Q
プロレスに出会うべくして出会ったと。

A
そうですね。この出会いがあったから、今もこうしてプロレスを続けることができているんだと思います。

Q
入団前から里村明衣子選手(現社長)のファンでしたか。

A
実は入団前は名前くらいしか知らなかったんです(笑)。今は、レスラーとしての里村さんがとてもカッコよくて、尊敬しています。

Q
毎日の練習量はどのくらいですか。

A
午前中は筋トレなどの基礎練習を中心に、腕立て伏せだけでも100回は超えます。午後はリング上でのスパーリングなど実践的な練習が多いです。

Q
東日本大震の影響で、一時解散の危機があったと聞いています。

A
震災直後は試合ができず、仙女から離れたメンバーもいました。解散という選択もありましたが、私はどうしてもこの仙女でプロレスを続けたくて、里村さんに「やりましょう!」と気持ちを伝えました。一時期は2人で仙女を守り、支え合ってきました。この頑張りがあったから、今の仙女があるんだと思います。

Q
「自分には仙女しかない!」という思いですね。

A
今まで、仙女の一員として誇りを持って戦ってきました。言葉ではうまく表現できませんが、他の団体にはない魅力を感じるんです。

Q
ズバリ、女子プロレスの魅力とは。

A
人に元気や夢を与えることができることです!特に女子プロレスは、相手に立ち向かう感情を前面に出して闘います。私もファンの頃はそうでしたが、全力で闘う選手の姿を見るとモヤモヤした気持ちが晴れて前向きな気持ちになれました。

Q
2020年に日本武道館進出という目標を伺いましたが、意気込みを。

A
もし、実現できるのであれば、これまでプロレスを続けてきた思いを全て武道館の試合にぶつけたい。メインイベントで勝利をつかむのは私です!

カサンドラ宮城選手

カサンドラ宮城選手の写真

Q
ヒール(悪役)として活躍されていますが、リングの上ではどんな気持ちで試合に臨みますか。

A
プロレスは、強さだけではなく観客を喜ばせるパフォーマンスも必要。リング上では他の誰よりも自分が目立ちたい。それが快感。

Q
ヒールには「何が何でも勝ちにこだわる」というイメージがあります。

A
自分はこれまでと違う新しい存在になりたい。他の選手と同じまねはしたくない。自分の個性が隠れてしまうし、観客は必ず飽きる。だから他の選手にはない、個性を強みにしたレスラーを目指す。

Q
最後に、試合に対してのモチベーションは何%でしょうか。

A
120%!!

白姫美叶(しらひめみか)選手

白姫美叶選手の写真

Q
プロレスラーになったきっかけは。

A
母が大のプロレスファンなんです。テレビを占領されるので、わたしは嫌いでしたが( ̄∀ ̄;)。それが、母に誘われて試合会場に行き、きらびやかな衣装を身にまとった選手達が花道から登場する様子や、迫力のある試合を見て、感動しました。それがきっかけで、プロレスラーに憧れましたね。

Q
他にもいくつか団体がありますが、その中から仙女を選んだ理由は。

A
仙女は、一人一人個性があってカッコよかった。絶対にこの団体に入りたいと思いました。

Q
プロレスをしていて、一番楽しいと感じた瞬間は。

A
初めて勝利を手にしたときですね!デビュー戦の相手が、「あの」アジャ・コング選手でした。里村さんに突然発表され、ぼうぜんとしました。当然、ボロボロに負けてしまいましたし、そこから勝利までの道はとても長かったです。だから初勝利の瞬間はとてもうれしくて、初めてプロレスを楽しいと感じました。

Q
最後に、今後の目標を教えてください。

A
以前は、勝利に対する執着が強くて焦っていました。でも今は、試合を楽しめる余裕が少し出てきたので、自分らしいプロレスを観客に披露することを意識しています。私の得意技は、体の柔らかさを生かしたハイキックです!白姫美叶のプロレスを見たいと言ってくれるファンが増えるよう、これからも頑張っていきたいです。

仙女の皆さん、お忙しい中インタビューに応じていただきありがとうございました。地域との関わりを大切にする姿やプロレスに対する熱い思いなど、仙女の魅力をたくさん感じることができました。試合を見たことのない方も、一度ご覧になればDASH・チサコ選手や白姫美叶選手のように、女子プロレスが好きになるかも知れませんね(^^)。

7月21日(金曜日)に宮城野区文化センターで「SENDAI GIRLS’ PRO­-WRESTLING」が開催されます。インタビュー後、カサンドラ宮城選手に「応援に来なよ!」と言っていただけましたので、メルマガ編集部は全員で観戦に行きます!読者の皆さんも仙女がさらに活躍し地域に愛される団体となるよう、応援していきましょう!!。

3選手 色紙

お問い合わせ先

広報課企画報道班

宮城県仙台市青葉区本町3丁目8番1号

電話番号:022-211-2281

ファックス番号:022-263-3780

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