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宮城県警シンボルマスコット
「みやぎくん」
県内では特殊詐欺の被害が後を絶ちません。県民の皆さんが犯罪の被害に遭わないために、最近の特殊詐欺の手口を紹介します。
本県における特殊詐欺の被害は、平成30年11月末で、被害件数223件、被害金額約3億2489万円と、前年の同じ時期と比べて被害件数、被害金額ともに減少していますが、依然として高水準で推移しており極めて厳しい現状にあります。
「振り込め詐欺」などの特殊詐欺の手口は年々巧妙化していますので、手口を知り、自分自身はもちろん、家族も被害に遭わないように注意しましょう。
電話を利用して、息子や孫、警察官、弁護士、百貨店社員などになりすまし、さまざまな理由をつけて、「すぐにお金が必要」などと話をし、振込または手渡しでお金をだまし取るものです。
警察官を装った者から「あなたのキャッシュカードが偽造されている。キャッシュカードを新しくする手続が必要だ」などと言われ、銀行協会などを装う者がキャッシュカードを受け取りに来てだまし取られ、預金を引き出されるケースもあります。
実際にありもしない代金や保証金、契約料などの名目でお金をだまし取るものです。
「訴訟最終告知」というハガキや「有料(動画)サイトの登録料未払い」などのメールが届いたり、サイト閲覧中に画面が突然「登録完了」と表示されたりします。これらの連絡先に慌てて電話をかけると、「支払わなければ裁判になる」などと脅され、コンビニなどで電子マネーの購入や、レジで支払う収納代行を利用するよう指示されてお金をだまし取られます。
市役所や社会保険事務所など、公的機関の職員になりすまし、医療費や保険金などの還付を口実に、携帯電話でATMの操作方法を教えながら嘘の手続を教えてお金を振り込ませるものです。スーパーなどの無人ATM機に誘導されることが多いです。
特殊詐欺の被害に遭わないために、日頃から家族でコミュニケーションを図り、特殊詐欺への防犯力を高めましょう。
特殊詐欺の犯人撃退には、家族で〈3つの約束〉をしておくことも効果的です。
家族の3つの約束
在宅中も常に留守番電話に設定したり、警告メッセージの後に通話録音が始まる撃退装置を設置したりしておくなど、犯人と直接対応する機会を一旦遮断する方法も、落ち着いて対応することが可能となり有効です。撃退装置は、警察でも無償で貸出ししていますし、お店でも販売しています。
県警では、県内で発生した犯罪情報や被害に遭わないための防犯情報をメールで配信しています。登録は無料となっていますので、ぜひご登録ください。
また、特殊詐欺への注意を喚起するCM放送や、ホームページで特殊詐欺をはじめとした犯罪抑止対策情報を提供していますのでご覧ください。
架空請求詐欺被害防止CM
お問い合わせ
警察本部生活安全企画課
TEL 022(221)7171
http://www.police.pref.miyagi.jp/hp/seian/seian_index.html(生活安全企画課)(外部サイトへリンク)
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