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亘理・山元地域は東北屈指のイチゴの産地として知られ、主に「とちおとめ」や県のオリジナル品種である「もういっこ」などが生産されています。特に「もういっこ」は県内の栽培面積シェアの約半分を占める宮城の主力品種で、大きな実とすっきりとした甘さは子どもから大人まで幅広い世代に愛されています。
「にこにこベリー」は、この2つの品種を交配してつくられたオリジナル品種。名前には食べた人が笑顔になるようにという願いが込められています。甘みと酸味のバランスが良く、果実はきれいな円錐形で、果肉まで赤く色づくなどの特長があり、生食からスイーツまで幅広く使用されることが期待されています。
イチゴは生食やジャム、スイーツとさまざまな楽しみ方がある魅力的なフルーツ。生食の場合は水洗いを手短に済ませて、濡れたタオルで表面を優しく拭き取りそのまま食べることがポイント。低速のジューサーで粗く刻み、製氷トレーに入れて冷やし固めてから食べるのもお薦めです。
イチゴはヘタが濃い緑色でピン、と反り返っているものが元気の証拠。選ぶときはぜひ、注意して見てください。
甘味があって形が整っているものはスイーツに、酸味が強いものは煮詰めてジャムにするなど加工のレパートリーも豊富。イチゴの特性を壊さないよう注意しつつ、レモン汁や砂糖で調整しながらイチゴの味わいを維持します。家庭で簡単につくれるスイーツではバレンタインにぴったりのフォンダンショコラがお薦め。チョコレートの代わりにイチゴのジャムを入れると、イチゴの酸味が生地の甘さを引き立ててくれます。
監修/
仙台スイーツ&カフェ専門学校
製菓実習教員 森一馬先生
[パンナコッタ]
牛乳……170g
生クリーム……100g
グラニュー糖……20g
バニラエッセンス……2滴
ゼラチン……4g
[ハニークリスタルジュレ]
水……70g
ハチミツ……16g
ゼラチン……3g
イチゴ……5個(12等分にカット)
[フレーズソース]
イチゴ……3個
[シャンティイ・クリーム]
生クリーム……40g
グラニュー糖……3g
[飾り]
イチゴ……2個
「スリアン」は笑顔、「フレーズ」はイチゴという意味のフランス語。食べた方が笑顔になるよう名付けました。丸みのある器を使うとおしゃれですよ。
取材協力/仙台スイーツ&カフェ専門学校
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