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全国2位の生産量を誇る宮城のカキは、気仙沼市から塩竈市に至る沿岸各地で養殖され、「みやぎのさかな10選」にも選ばれています。
宮城県漁業協同組合では、南三陸町の志津川支所戸倉出張所が環境に配慮した養殖場として日本初のASC認証※を取得したことを皮切りに、石巻地区支所、石巻湾支所、石巻市東部支所でも取得。生カキで地理的表示(GI)保護制度に登録申請するなど、さらなるブランド化に向けた取り組みが広がっています。
ASC(Aquaculture Stewardship Council 水産養殖管理協議会)認証:海の自然や資源を守って獲られた持続可能な養殖水産物を認証する制度
宮城のカキは、自然豊かな山々の栄養分を豊富に含んだ川水と海水が混じり合う海域で養殖されています。成長の早さ、身入りの良さが特徴で、養殖1年目の小さなカキから養殖期間が2、3年に及ぶ大きなカキまで、ニーズに合わせてさまざまな大きさのカキが生産されています。
カキは夏に産卵し、秋から翌年春にかけて栄養分を蓄えるので、食べ頃は秋から冬、そして春まで、長い期間がカキの旬に当たります。ぷっくりと太った身は、みずみずしく張りがあり、生で食べるとクリーミーで磯の香りとともに甘味と濃厚なうま味が口いっぱいに広がります。
カキは水揚げ後、紫外線で殺菌した海水が循環する水槽で、ほぼ1日かけて浄化処理が施されます。調理するときは下処理が非常に重要。加熱調理の場合、塩でもみ洗いをすることがポイントです。
生食はもちろん、フライにしたり、燻製にしてオリーブオイルに漬けたりと調理のレパートリーも豊富な宮城のカキ。寒くなるこれからの季節は鍋の主役にもぴったりです。みんなで鍋を囲み、冬の味覚を堪能してみてはいかがでしょう。
監修/
宮城調理製菓専門学校
調理部 遠藤慎也先生
生カキ……160g
大根おろし……120g
セリ……1束
白菜……1枚
曲がりネギ……1本
柚子……適量
★A(割下)
カツオだし汁……450cc
薄口しょうゆ……大さじ3
みりん……大さじ3
下処理に大根おろしを使用しても汚れが落ちておすすめです。カキが余った場合、しっかり加熱してから冷凍すると長持ちしますよ!
取材協力/宮城調理製菓専門学校
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