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宮城県古川農業試験場で開発された新品種「だて正夢」は、“もちもち”とした食感と甘味の強さが特長の極良食味品種。「みやぎ米の夢をかなえた、これぞ天下をとる旨さ。」をキャッチフレーズに、天下一のブランド米を目指します。
現在、全国各地から新しい銘柄米が続々と登場し、米市場はまさに“米の戦国時代”です。
江戸時代から“米どころ”と言われ、江戸市中の米取引高の3分の1を仙台藩の米が占め、米相場を左右するほどの影響力があったとされる宮城の米も、全国的には存在感が薄れています。
「だて正夢」は、“米どころ”の威信をかけて、食卓の天下を取るため、この秋、いざ出陣します。
仙台藩祖・伊達政宗公をほうふつさせる「だて正夢」という名前は、“米どころ宮城”復権への決意を表しています。
東京銀座で昨年開催したプレデビュー発表会
昨年の先行販売では、県内で大きな注目を集め、大好評のうちに販売を終了した「だて正夢」。今年は作付面積を昨年の6倍の300ヘクタールに拡大。10月下旬から百貨店、米穀店、量販店の一部で販売開始します。
まだ食べたことのない方はぜひ、ご賞味いただき、極良食味米の実力をご堪能ください。
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おいしい米づくりと高い品質を守るため、生産者を登録制とし、稲が健康に育つよう、しっかりとした土づくりや細やかな水管理、一粒一粒を充実させる適切な追肥など、丁寧な栽培管理により、手塩にかけて育てられるのが「だて正夢」です。
生産者は「栽培塾」を通じて生育状況の把握と栽培技術の研さんに努め、おいしい米づくりに取り組んでいます。
まさに、「だて正夢」は生産者の想いと努力の結晶なのです。
苗の生育を一つ一つ手で確かめる生産者
「だて正夢」のロゴマークは、登録生産者が生産基準に基づき栽培し、出荷段階で宮城県とJAグループで定めた品質基準に合格したお米に対してのみ、宮城県が使用を認めています。
このロゴマークには五穀豊穣が未来永劫(えいごう)続き、復興のシンボルとなるようにとの願いが込められています。
高度な品質管理で生産される「だて正夢」のおいしさは、日本穀物検定協会による食味試験の数値にも表れています。(表)
毎年、同協会が公表する米の食味ランキングでも、参考品種ながら2年連続で最高ランクの「特A」の評価を取得しています。
《表》食味官能試験結果(平成28年産米)
専門の評価員20名による白飯の評価。
複数産地コシヒカリのブレンド米を基準の「0」として比較し、良・不良の度合いにより、プラス・マイナスで評価したもの。
品種名 | 外観 | 香り | 味 | 粘り | 硬さ | 総合 |
---|---|---|---|---|---|---|
だて正夢 | 0.2 | 0.3 | 0.5 | 0.6 | 0.5 | 0.65 |
分析機関:一般財団法人 日本穀物検定協会
「だて正夢」のおいしさの秘訣(ひけつ)である、“もちもち”食感をお楽しみいただくためには、水加減を少なめにして、炊飯して下さい。
ポイント
2合炊く場合、目盛り線から1~2mm程度、水を減らすのがお薦めです。
しっとりとしたローストポークを肉汁と赤ワインを合わせたソースで上品に仕上げました。甘くもっちりとしたご飯、うま味たっぷりの肉、こくのあるソースが一体となって、互いの食感を引き立て合います。
皆さんも、「だて正夢」でプチぜいたくな食卓をお楽しみください。
「だて正夢」のうまさを引き出すおかずレシピ
わかちゃんが考案したローストポークのレシピを公開中!
料理愛好家 わかちゃん
(江川和花さん)
紹介サイトはこちら
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お問い合わせ
県農産環境課
TEL 022(211)2841
http://www.pref.miyagi.jp/soshiki/noenkan/(みやぎ米推進課)
お問い合わせ先
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