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このままの勢いで少子化が続くと約40年後(2060年)の宮城県の人口は現在の3分の2の157万人になってしまうということをご存じでしょうか? しかも今後急激に高齢化が進み、2060年には少なくとも4割以上が高齢者になります。人口が減り、高齢化が進むということは地域の活力低下につながります。したがって、今のうちから将来を見越してしっかりと対策を考えていかなければなりません。
幸いなことに、宮城には大学や専門学校が集積しています。ここで学んだ若者の他県への流出を防ぎつつ、いったん県外に出てしまった若者にまた戻ってきてもらえれば、活力が維持できます。また、他県で生まれ育った若者に宮城に移り住んでいただくといったことも重要でしょう。
東京都内に、東京・大阪を除く45道府県の自治体と連携して地域の情報を提供する「ふるさと回帰支援センター」があり、県が設置している「みやぎ移住サポートセンター」も入居しています。「ふるさと回帰支援センター」には移住の相談が続々と寄せられており、開設時は相談者の7割が50~70代でしたが、昨年は7割が20~40代と若年層が増え、年齢構成も相談内容も変わってまいりました。
今年度からは「みやぎIJU(移住)ターン就職支援オフィス」を開設し、学生に対する就職支援も強化しています。
国は「まち・ひと・しごと創生総合戦略」において、地方から東京圏への毎年10万人を超える転出超過を是正するという基本目標を掲げました。県もこうした国の動きに連動する形で施策を展開してまいるつもりです。活力ある宮城をつくるために全力で頑張ってまいります!
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