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県内のパプリカ生産は、平成21年に登米市で企業参入による生産拠点が整備されたことを皮切りに、栗原市、大衡村、石巻市で生産が拡大しました。平成26年の農林水産省の調査では収穫量・出荷量ともに全国1位となっています。1年を通し安定して栽培することができ、輸入品に比べ地場産ならではの新鮮さが魅力です。
パプリカはピーマンやトウガラシと同じく「ナス科トウガラシ属」に分類されるカラーピーマンの一種です。果肉の厚さと口いっぱいに広がるフルーツのような甘みが人気の食材で、緑のピーマンが苦手な子どもでも食べやすく、赤や黄色、オレンジなどカラフルな色合いで食卓に彩りを添えてくれます。成熟したカラーピーマンの中でも、特にベル型・大型のもので重さが概ね100グラム以上のものがパプリカとされています。加熱しても栄養価が損なわれにくい特徴があるため、調理のバリエーションも豊富です。
パプリカは油との相性が良く、オリーブオイルなどで炒めるのが特にお薦めです。火を通すときは中火で、果肉がしんなりするまで炒めましょう。事前に皮をむいておくと、口当たりが良く果肉の食感を楽しめます。
素材の味を堪能するならサラダやマリネなどの生食やシンプルなグリルがお薦め。パプリカ自体の甘味と色を生かしたソースやムースは肉料理にも魚料理にも合うのでぜひ試してみてください。
購入するときは、全体の色が濃く均一で、張りのあるきれいな「ベル型」を選ぶこと。へたの色が鮮やかな緑であることもポイントです。
監修/
宮城調理製菓専門学校 総料理長
千石進先生
鶏肉……250~300g
パプリカ(赤、黄、緑)……各1/2個
タマネギ……200g
ニンニク……小1片
唐辛子……小1本
トマト……中2個(250g)
トマトジュース……200cc
水……100cc
塩・コショウ……適量
オリーブオイル……適量
[バターライス]
バター……20g
タマネギ……40g
米1合、水……180cc
塩・コショウ……適量
ローリエ……1枚
パプリカ(5mm角30g)
[バターライス]
パプリカは皮をむいておくと果肉そのものの食感を楽しめます。タマネギを炒めるときは色がつかないように注意。パスタやオムレツに合わせてもおいしいですよ!
取材協力/宮城調理製菓専門学校
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