ここから本文です。
吊るし飾り
東日本大震災からの復興が進むなかで、被災された方々の心のケアや地域のコミュニティーづくりが大切になっています。県は、被災された方々が、人とのつながりや生きがいをもって前向きに生活できるよう、平成28年度から「文化芸術の力による心の復興事業」を行っています。
平成29年2月、被災者支援を行う団体や地域関係者のつながりを作るため「文化芸術の力による心の復興フォーラム」を開催しました。
フォーラム
「『復興』という言葉では語りきれないもの」
平成30年2月には、地域芸能の成り立ちや魅力を伝えるアウトリーチ授業を南三陸町立志津川小学校で実施しました。人々と地域をつなぐ地域芸能は、コミュニティー再生や心の復興に大きな役割を果たしています。今回は、南三陸町に伝わる「行山流水戸辺鹿子躍(ぎょうざんりゅうみとべししおどり)」について、歴史を学んだり、子どもたち自身が鹿に出会った体験をもとに、自分たちの鹿子躍を作ったりしました。
地域芸能アウトリーチ
文化芸術のカを活用し被災者支援を行う団体や個人に、活動費用の一部を助成しています。これまで、郷土芸能体験や被災地の子どもたちが出演するミュージカルを実施する団体などに助成しました。
申請条件など詳しくは県消費生活・文化課のホームページをご覧ください。
災害公営住宅・仮設住宅でのコンサート開催
石巻市や気仙沼市の復興公営住宅・仮設住宅で、プロのクラシック音楽家によるコンサートを開催しました。コンサートの後には、演奏者と参加者の交流会も開催しました。
地域の伝統を伝える和小物づくりワークショップ
石巻市の災害公営住宅集会所で、厄よけやお守り、福を呼ぶものとして昔から親しまれている「吊るし飾り」を制作しました。出来上がった吊るし飾りは、市内の神社で行われる慰霊祭へ奉納することを目標にしています。
身体を動かす演劇ワークショップ
石巻市の地域サロンなどで参加者が声を出したり、身体を動かしたりしながら、日頃感じていることや伝えたいことを短い演劇作品にし、表現することの喜びを体感しました。
お問い合わせ
県消費生活・文化課
TEL 022(211) 2527
http://www.pref.miyagi.jp/soshiki/syoubun/(県消費生活・文化課)
お問い合わせ先
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください
重要なお知らせ
こちらのページも読まれています
同じカテゴリから探す