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室内検討の様子(1日目)
齋藤教授の講演(1日目)
視察1 古試大豆狭畦栽培(2日目)
視察2 名取市耕谷大豆狭畦栽培(2日目)
平成25年8月21,22日に(独)農研機構東北農業研究センター及び宮城県古川農業試験場主催で平成25年度東北農業試験研究推進会議畑作物推進部会畑作物栽培研究会(夏期)を開催しました。農研機構及び東北6県の試験研究機関の職員を中心に36名の参加がありました。
初日は古川農業試験場大会議室において,東北大学農学研究科の齋藤教授より大豆の栽培に関する過去から近年にかけての知見を幅広くご紹介いただきました。続いて東北農研の高橋主任研究員より「寒冷地における生産現場での大豆低収要因の解明と技術改善目標の提示」と題し講演いただきました。東北各県から畑作物の情勢報告の際にも活発な意見交換がされ,充実した室内検討が行われました。
二日目は宮城県で技術開発された「大豆の晩播狭畦広畝成形同時播種方式」の紹介を,場内及び名取耕谷現地ほ場で行いました。晩播狭畦栽培を取り入れることで,麦後の大豆栽培の播種晩限が7月20日まで延ばせることや,適応品種として,晩播,耐倒伏性が優れる「タンレイ」と今年奨励品種に採用された「東北164号」の晩播狭畦栽培への適応の可能性を検討しています。7月の天候が不順で麦の刈り取り作業や播種作業が予定どおりに進まない状況でしたが,現在はほぼ順調な生育をしております。
刈り取り予定の10,11月には収量調査や品質調査等を予定しています。
(水田利用部 三上)
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