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子ども達にお手伝いをさせていますか?「子どもにやらせたら失敗するし…」「結局自分がやった方が早いから」と,お手伝いをさせないこともあるかもしれません。
ここで,下のイラストをご覧ください。(資料のダウンロードはこちらから(PDF:913KB))
5歳頃のキーワードに「集中」とあります。つまり,年齢が上がったから授業に集中できる訳ではなく,集中力を育む経験が必要であることを表します。さらに,4歳頃のキーワードに「ジャンプ」「バランス」,3歳頃に「全身力」とあります。つまり,集中力を育む経験をする前に,体を思うように動かしたり,体を支える力を育む経験が必要であることを表します。
また,4歳頃に「指先」とありますが,指先を使うためには「手のひら」を使う経験が必要で,はさみを使うが苦手な子は「手のひら」を使う経験をさせてあげると,上手に使えるようになります。
以上のことから,お手伝いは発育・発達のために重要であり,食事は毎日のことですので,少しずつ上手になっていく経験もさせてあげることができます。
最後に,食育の本当の目的をご紹介します。
食育とは,食の授業をすることが目的ではありません。食育基本法には,「生涯に渡って健全な心身を培い,豊かな人間性をはぐくむ」ために行うと定められています。
将来どんな花を咲かせるかは子ども達自身が見つけていくことですが,スポーツでも,勉強でも,どんな分野でも飛躍できるような土づくりをしてあげることこそ,周りの大人が子ども達にしてあげられる,食育の本当の目的だと思います。
「いただきます」「ごちそうさまでした」からでも構いません。ぜひ大人も食育を実践しましょう。
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