掲載日:2018年7月10日

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田んぼの学校2018 鹿又小学校・鹿又ふるさと保全会

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平成30年度,鹿又小学校5年生46名は,鹿又ふるさと保全会と協力し農業の体験や学習を行っています。

平成30年6月25日 農業水利施設見学会

平成30年6月25日,鹿又ふるさと保全会と石巻市立鹿又小学校が連携して農業水利施設見学会を実施しました。これは,小学生が,くらしを支えている農業のしくみや重要性を学ぶもので,平成30年度は5年生46名が地域の揚排水機場を訪れました。

出前講座

河南矢本土地改良区から,水田の水量を調節するしくみについて説明がありました。また,東部地方振興事務所農業農村整備部から,水田は稲の生育場所であるほか,洪水を防ぎ地下水をつくるなど,多くの機能を持っていることを説明しました。

施設見学

中山揚水機場

中山揚水機場を見学する様子旧北上川の水を汲み上げ,鹿又地区の田へ水を運んでいるのが中山揚水機場です。ここには縦軸のポンプが4台設置されています。揚水量は毎秒9.2立方メートルで,これは,小学校の25メートルプールを約40秒で満杯にできるほどの量です。また,これらの揚水機はコンピュータで遠隔管理しています。

笈入(おいれ)排水機場

笈入排水機場の除塵機がごみを取り除くところを見学する様子建物の中には,横軸のポンプが4台設置されており,うち2台は口径1,000ミリメートル,2台は口径1,350ミリメートルです。また,これらのポンプは水を汲み上げることも排水することもできます。
また,排水と共に機場へ流れ込むごみがポンプ内に入り込まないよう,除塵機が設置されています。機場を管理する河南矢本土地改良区から,「水路にごみを捨てないで」と話がありました。

鹿又第二揚水機場

鹿又第二揚水機場を見学する様子ここには3台の水中ポンプが設置されています。中山揚水機場のポンプほどの大きさはありませんが,必要な水量を自動で感知し供給することができる施設となっています。

右の写真は,屋外にある揚水機を見学している様子です。

見学会を終えて

児童が感想を発表する様子帰校後,児童たちからは,「農業水利施設のしくみを理解することができた。もっと詳しく勉強したい。」「水路にごみを捨てないよう,周りの人にも話をしようと思った。」との感想発表がありました。

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お問い合わせ先

東部地方振興事務所 農業農村整備部農村振興班

宮城県石巻市あゆみ野五丁目7番地 宮城県石巻合同庁舎4階

電話番号:0225-95-7922

ファックス番号:0225-96-4880

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