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平成30年度,広渕小学校5年生33名は,広渕ふるさと保全会と協力し農業の体験や学習を行っています。
広渕ふるさと保全会と広渕小学校5年生33名が,学校付近の田んぼで田植え体験を行いました。これは,農作業体験により農業・食の重要性や農業・農村の持つ多面的機能を学ぶことを目的としています。
手作業での田植えの方法について説明を受けた児童たちは,慣れない泥の感触に声を上げながら,苗を手にして田んぼに入っていきました。初めは学校の先生や保全会構成員に手伝ってもらいながらの作業でしたが,段々と作業に慣れ,夢中で田植えを楽しんでいた様子でした。作業が終わる頃には「もっと植えたい!」との声が多く上がりました。
活動の終わりには,児童たちから「初めての田植えは難しかったが,想像していたよりも楽しかった。」「普段の生活ではできないことを体験できた。」と感想発表がありました。
広渕小学校5年生は,通年で農業体験学習を行うことになっており,夏には生育状況調査と生きもの調査を,秋には稲刈りを計画しています。広渕ふるさと保全会の協力のもと,引き続き農業について学んでいく予定です。
田植え作業の様子
活動の終わりに児童たちから感想発表がありました
記念写真
広渕ふるさと保全会と広渕小学校5年生が水質調査と生きもの調査を実施し,田んぼの周りの生態系や環境保全の重要性を学びました。
薬品が入ったチューブに水路の水を入れ,水の汚れ具合と水の酸性・アルカリ性の度合いを調べました。調査の結果,水路中の水は稲を育てるのに十分な水質であることが確認できました。
水質調査の後,水路内に生息する生きもの観察を行いました。児童たちは,ドジョウ,ザリガニ,モツゴ,タモロコ,アブラハヤ,カムルチーなど様々な種類の魚を見つけました。
活動の終わりに,児童たちから「多くの種類の生きものを見つけることができてよかった。」と感想発表がありました。児童たちは,田んぼは稲を育てるだけでなく生きものの住みかにもなっていることを学習したようです。
広渕ふるさと保全会と広渕小学校5年生が,5月に田植えをした学校付近の田んぼで,手作業による稲刈り体験を行いました。昔ながらの農作業体験を通じて,児童たちは農業や食の重要性を学びました。
保全会構成員から稲刈り鎌の使い方を教わった児童たちは,初体験ながらすぐにコツをつかんだ様子で,丁寧に稲を刈り進めていきました。稲刈り後は,様子を見学していた広渕保育園の園児15名も加わり,スタッフを合わせ総勢50名で収穫後の落ち穂を拾い集めました。
参加者に怪我はなく,作業は1時間半ほどで無事に終了しました。閉会式で,児童たちから「初めは稲を刈るのに時間がかかったが,だんだん慣れてきて,最後には早く刈れるようになった。」と感想発表がありました。
保全会構成員から鎌の使い方を学ぶ様子
次々と稲を刈っていきます
保育園児たちも一生懸命落ち穂を拾っていました
集合写真
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