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【集落情報発信支援員コラム#15】丸森町「まるもり手しごと百貨市」紹介

「まるもり手しごと百貨市」レポート

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令和8年8月8日(土曜日)、丸森町の「蔵の郷土館・齋理屋敷」で開催された「まるもり手しごと百貨市」に行ってきました。昔ながらの道具や技術でそれを守り継ぐ職人もいれば、継承しながらも新しい感覚で創作する若手の作り手も集い、内容も盛沢山!体験しながら職人さんたちとの交流も楽しめて、丸森町の魅力を伝えるにあたり欠かせない、受け継がれてきた尊い伝統文化・手技・暮らしぶりに触れられる素敵なイベントでしたので、その様子をコラムでもご紹介します!

「まるもり手しごと百貨市」会場の様子

 

この日は非常に蒸し暑い日でしたが、午前中から会場は満員御礼状態!主催の「まるもりグリーン・ツーリズム推進協議会」の皆さんをはじめ、当日スタッフの皆さんがお客様を笑顔でお迎えしていました。仙台弁こけしをゲストに迎える丸森弁×仙台弁方言クイズなどの特別企画や丸森の手しごとにまつわる写真展も開催。

 

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竹燈籠づくりのコーナー

 

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手仕事写真展会場の様子

 

ものづくり体験についても、竹燈籠づくりや木版画、ふろしきづくり、ブローチづくり、マスづくり、柿渋細工、シルク和紙紙漉き、布細工など、たくさんの体験コーナーがありました。私は主に「わら細工」「竹細工」「つる細工」「はた織り」の4種類について、実際に作らせていただき、職人さんにお話を聴かせていただいたので、ご紹介していきます!

 

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ものづくり体験会場の様子

 

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作るだけでなく購入できる商品もありました

 

わら細工「わら細工の会」

 

まずは「わら細工の会」の体験コーナーです。会長の佐藤さん直々にお正月飾りのわら細工をご指導いただきました。毎年12月はお正月飾りを作るのに忙しくなるのだそうです。今は機械化が進みわらを確保するのが難しくなってしまったとのことですが、わらを用意するために、稲刈りした後は竹にはせがけしているそうです。「コンバインだと未熟な米も一緒に入ってしまうけれど、はせがけだと乾燥中に未熟な米も熟すから良いんだよ~」と話してくださいました。実演では基本的な飾りからその人に合ったアレンジ飾りまで、いろいろと教えてくださいました。

 

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縄をなう佐藤さんの手

 

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初めてでも笑顔で優しく教えてくれます

 

竹細工「工房―和(なごみ)―」

 

続いて、竹細工は「工房―和(なごみ)―」の永田さんにお話を聴かせていただきました。永田さんは17年前に移住されたそうです。以前は竹細工をしている先輩たちがいたそうですが、皆さんご高齢でする方がいなくなって、永田さんは竹細工を伝承するために有志の方へ教える活動もしています。この日はマドラーづくりまたは風車づくりでしたが、誰でも簡単にできるキットで楽しめる内容でした。

早速、目の前で体験されていた方ももっと習いたいと、その場にいた受講生の有志の皆さんと連絡先を交換していました。こうした出会いと交流の場になっていることが、素敵ですね。

 

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竹細工を伝えたいという永田さん

 

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スタッフYさんも永田さんの作品のファンです

 

つる細工「まるもり蔓竹編組の会」

 

つる細工は「丸森蔓竹編組の会」の皆さんが、山ぶどうやくるみの蔓を使ったブローチづくりなどを教えていました。私もつる細工に初挑戦!山ぶどうの蔓を使った薔薇のブローチづくりを教えていただきました。編み方は単純なのですが、同じ工程を繰り返していくうちに複雑に感じてきます。「あれ、次こうだっけ?」と分からなくなる瞬間も多々あったのですが、隣で一緒にお手本を見せながら教えてくださるのでなんとか完成までたどり着けました。短時間ではありましたが、つる細工の魅力を存分に味わうことができました。

 

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隣でお手本を見せながら教えてくれました

 

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はみ出ている部分を帰ってカットしたら完成

 

はた織り「佐野地織保存会」

 

最後は「佐野地織保存会」の皆さんに教えていただいたはた織り体験です。はた織り体験コーナーはずっと人気で、なかなかタイミングを得られず、イベント終了間際に駆け込みで体験させていただくことができました!好きな端切れ(ひも状に切ってあります)を選び、それを規則的に糸の間に通していくことで、唯一無二の柄のオリジナルコースターに仕上がります。こちらも作業は単純ですが、ひもの引っ張り具合で締まりが変わり、下手すると出来上がった時の形が歪になってしまうため、最初は何度か一緒に手を添えてもらいながら引っ張りました。途中から最後まで自分ではた織りをやり切ったのですが、皆さんに「綺麗にできたね~」と褒めていただけたのが嬉しかったです。

 

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佐野地織保存会の皆さん

 

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実際に作ってみました

 

お土産やグルメも楽しいイベント

 

その他にも、人気菓子店「栄泉堂」のお菓子詰合せセット(百貨市特別バージョン)も数量限定販売!地元・伊具高等学校の学生さんたちが育てた旬野菜の販売や丸森町のジュニアリーダーの皆さんによるバルーンアートコーナーもありました。キッチンカーなどが集結するブースでは、地元の出店者さんたちによるピザ、タイ料理といったグルメも充実。イベント名の通り、まるで百貨市のようなバリエーション豊かな体験ブースの数々に、さまざまなアプローチで楽しませていただきました。そして、会う人会う人あったかい、丸森の“人”の魅力もぎゅっと詰まったイベントでした。また開催されるのを楽しみにしています!

 

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キッチンカー集結エリアの様子

 

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私はピザとコーヒーをいただきました

 

執筆者:宮城県農山漁村集落情報発信支援員-大場黎亜

掲載日:令和8年10月20日

 

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