子どもたちへ

だれかに体をさわられたりして「いやだなあ」と感じたら、あなたは「いやだ」と言うことができます。あなたが「いやだ」と感じる行いは、相手がだれであっても許されません。あなたの体はあなただけの大切なものです。
体にさわるだけでなく、性的な言葉を言ったり、見せつけたりすることも、人を傷つける行いです。これは、性暴力と言います。悪いのは暴力をふるう人で、傷つけられた人は悪くありません。ひ害にあった人は悪くありません。
いやなことをされると、「よくねむれなくなる」、「頭が痛くなる」、「息苦しくなる」など、体の調子が悪くなることがあります。
また、「こうなったのは自分のせいだ」と自分をせめたり、周りの人を信じられない気持ちになったりするなど、心の調子も悪くなることがあります。

水着でかくれる部分はプライベートゾーンといって、自分だけの大切なところです。 他の人に見せたり、さわらせたりするところではありません。 口や顔も同じようにあなただけの大切なところです。